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2006年9月25日 (月)

かあさんといっしょ

娘・まおたんは、ここのところ毎日運動会の練習。とっても楽しいらしいのだが、やはりいろいろなことがあるようだ。

今日は、運動会の練習中にいきなり泣いたというのだ。

保育園からの帰り道、本人に理由を聞いて、私もとても複雑な気持ちだった。

それは運動会の日にみんなで歌う、「うたの練習」のとき。

「青いお空が・・」とか、運動会の日を迎えた喜びを歌ったものらしいのだが、歌詞に「かあさん一緒でうれしいな」という一節があるのだという。

まおたん、頑張って歌っていたのだが、どうしてもそこで涙が出ちゃったんだって。

話を聞いている私も泣きそうになった。正直、つらかった。

でも、このようなことは、まおたんの人生の中で、何度も経験することだろう。

今は、周囲を味方ばかりに囲まれ、恵まれているまおたん。しかし、社会はぬるま湯ではない。そこを攻撃する敵も現れるだろう。

そして、味方でも、心無い人は不用意な言葉を発するものだ。
悪気がないのだから、受け入れなければ社会の中で孤立してしまう。

私は、逆の立場でyue少納言だったらどう言うだろうか?と思った。

父親を早くになくしたyue少納言も、同じつらさを感じながら育ったに違いない。

しかし、その気持ちがyue少納言の精神力と、何よりも「人の心の痛みがわかる心」を育てたのだと思っている。もちろん、その心を育んだ家族がいてのことだ。

私は、まおたんにも同じように育ってほしいと心から願っている。

まおたんは、「とうさん一緒でうれしいな」に換えて歌いたいと言う。
その気持ちもとてもよくわかる。

でも、私は、「ままっちは、いつもまおたんのことを見てるんでしょ。だから、いつもまおたんと一緒でしょ。運動会も楽しみにしてると思うよ。『とうさん』にかえちゃったら、ままっち、悲しいよ。」といった。

まおたんは、しばらく考えていたが、いきなりその歌を最初から歌いだした。

そして、その部分に来ると、「かあさんいっしょでうれしいな」・・「ままっち、きっと一緒にゆれゆれ踊っちゃうねえ~」と、にっこり笑ってくれた。

自己満足だとはわかっているが、私はひとつの山を、娘と一緒に乗り越えられたと思った。

それはとても小さな山。だけど、娘の笑顔が何よりもうれしかった。

明日はきっと、もっと元気に歌ってくれると信じている。

そして、いつまでも、心の葛藤を話し合える親子でいたいと思った。

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コメント

まおたん、本当に素直なよい子ですね。

こういう時、母親がいない子もいるのにこんな歌を歌わせるのは無神経だ、といって幼稚園に抗議するような方もおられると思いますが、ぱぱっちさんのやり方はとても素敵だと思いました。

おっしゃるとおり、これからもこういうことはたくさんありますよね。それをスイスイよけていったり、時にはどんとぶつかって受け止めたり、そういう力をこれからまおたんはつけていくんですね。

がんばれまおたん!!

投稿: よぎょ | 2006年9月26日 (火) 02時41分

ぱぱっちさん、まおたん、ご無沙汰です。
先日の連休は大阪にて学会報告でした。2年ぶりだけれど学会に参加できたこと、体力が戻ってきたなぁとうれしくなってます。

子どもが「社会」へと参入していく過程を配慮することはなかなか難しいかと思います。だって、誰でも「今の心地よさ」を最優先したいので。かといって、「今」を犠牲にするのもおかしいけれど。
大人が適切な高さの「壁」になれるかどうか。

しかし、まおたん、やっぱりすごいぞ!!!

投稿: はむうし | 2006年9月26日 (火) 08時15分

最近は、なかなかコメントしていなかったのですが、
いつもお邪魔はしておりました。がんこです。
まおたんのけなげさと、ぱぱっちさんのやさしさに
ウルウルとしてしまいました。

私も、まおたんと似たような経験があります。
まおたんが、どんな思いでお歌を歌ってたのかと思うと、
胸が苦しくなります。
でも、まおたんには、ぱぱっちさんが付いてるもんね!
こうして、小さな山も大きな山もぱぱっちさんと乗り越えて
まおたんはステキな女性になっていくんだろうなぁ。
ほんと、親戚のオバサン状態で楽しみにしてます(笑)

投稿: がんこ | 2006年9月26日 (火) 12時35分

読みながら、何だか涙が・・・(:_;)
わずか4歳で、まおたんの感性の素直さに、頭が下がる想いです。。。ぱぱっちさんとyue少納言さんの子育てが、まおたんをこんなにかわいらしく素直で優しい子に育てているのですね。きっと隣りでyue少納言さんも「うんうん」とうなずいていたに違いありません(*^_^*)

同じ4歳でもうちの息子はまだ話しが通じないことが多々あり・・・(-"-)
ほんと、わからんチンです・・・。

投稿: りんりん | 2006年9月26日 (火) 18時08分

涙がでますね。辛いですね。
でもパパッチもまおたんも素敵です。

ところで以前から書き込みたいことがありました。でもちょっとヘビーな内容なので書けずにいたことがあります。
今回、yue少納言のお父さんのことがお話でていましたので思い切って書き込むことにしました。
お父さんもひょっとして胃癌で亡くなられたのではないでしょうか。ちがっていたらごめんなさい。もしそうでしたらどうか忘れずにいてください。まおたんが15歳を過ぎたら胃の検査を1年に1度できれば半年に1度うけてください。あっ10年経てばもっと簡単にわかる方法が開発されているかもしれませんね。
すいません余計なお世話かもしれません。
気分を害されたかもしれません。削除されても結構です。
でも、どうしても伝えておきたかったのです。
許してください。

投稿: りん | 2006年9月26日 (火) 21時10分

こういうことがあると親としてはつらいですね・・でもぱぱっちさんのおっしゃるとおり
yue少納言さんはいつもまおたんのそばにいるし、まおたんもその愛情を感じているのですよね。だからどんな山でも乗り越えて行けると思います。

うちも娘と2人家庭なので、今後パパがいないことをどう説明すべきか考えると怖いのですが・・yue少納言さんのような素敵な人に育って欲しいです。

投稿: ゆきも | 2006年9月26日 (火) 22時25分

文章を書くのは下手なので、上手く書けないかもしれませんが・・(+。+)

 ぱぱっちと少納言さんは お互い信頼しあって、すごく愛情いっぱいの関係を作りあげられたんだと感じます。
 その二人の下で、まおたんも愛情いっぱいもらいながら育って。何があっても ぱぱっちと少納言さんは自分を守ってくれるって感じとっているのではないでしょうか。 その安心感がまおたんの強さであり、宝物なのかなと思いました(^^) 
素敵な家族ですよね♪

投稿: | 2006年9月26日 (火) 23時36分

↑すみません。名前入れ忘れてしまいました・・
ごめんなさい。じゅ~ん

投稿: じゅ~ん | 2006年9月26日 (火) 23時39分

涙がでちゃいました。まおたんはホントにいい子ですね。。。。私の周りは母子家庭、父子家庭が結構いるんですよ。だから、父の日や母の日の製作も一切無いし、運動会も配慮して一緒に昼食はとらないで、子供だけで教室で食べるんです。
躓いてしまう目の前の石を取り除く事よりも、
小さな石に躓いて、大きな石に遭遇した時に上手く乗り越えていけるようにしてあげるのも大人の愛情ですよね。ぱぱっちさん、ステキです。まおたんも素直で素敵。まおたんは人の痛みも分かる、素敵な女の子になるんだろうなぁ。
少納言さんも安心ですね。

投稿: ねりあん | 2006年9月27日 (水) 09時31分

読んでいて情景が浮かび、思わず涙が・・・。

私がもしぱぱっちさんの立場だったら、こんな風に話してあげれらただろうか・・・。

最近は運動会でも差別?がないように、徒競走でも順位をつけない学校もあるとか・・・。

人と違うことをそんなに隠す必要があるのだろうか?と思う反面、もし違うことに気が付いた時にどう対処したらいいか・・・私にとって永遠の課題です。

投稿: サトちゃん | 2006年9月27日 (水) 14時14分

yue少納言さんもお父さんをはやくに亡くしていたのですか。
まおたんの気持ちがわかっていたのですね。
yue少納言さんが安心して見守っていられるように小さな山もひとつずつひとつずつ親子で乗り越えて行ってください!!

投稿: さかな | 2006年9月27日 (水) 18時31分

せつないなぁ。
いっぱい時間がかかるけど思い出せばいつでも涙が出ちゃうけどいつか泣きながらでも笑顔で振り返れるときがいつかくる…
だって私もそうだったもの!

投稿: | 2006年9月27日 (水) 22時21分

ご無沙汰しておりました。
ぱぱっちさんのお話が、本当に素晴らしいと思いました。
まおたんがこれから、あからさまな中傷や、無意識で不用意な発言に、
傷を受けてしまうことはおそらく避けられないと思います。
でもまおたんはこうやって、一つ一つ乗り越えていってくれるでしょう。
そして、病気で走れない子や、いじめられている子が気持ちも分かる、
素敵な女の子になってくれるでしょう。
何たって、ぱぱっちさんがついてるんですもの!
「まおたんのことは、何も心配していないよ・・・」
とおっしゃったyue少納言さん、
このことを分かっていらしたんだと思います。

投稿: あつこ | 2006年9月27日 (水) 23時23分

訂正
×いじめられている子が気持ちも分かる
○いじめられている子の気持ちが分かる

投稿: あつこ | 2006年9月27日 (水) 23時26分

ぱぱっちさん、こんばんは。
化学療法で入院して退院してきました。
入院中に携帯からこの記事を読みました。
とっても切なくなりました。
でも、「人の心の痛みがわかる心」を持ったyue少納言に育てられたまおたん、まおたんの気持ちを聞いてひとつひとつご自分の答えをまおたんにお話してあげられているぱぱっちさん・・・まおたんは絶対に素直な素敵な女の子になること間違いなしです。

子供の頃、お母様をがんで亡くされた友人がいました。きっと、今までの間私には想像できないようないろいろな葛藤があったのだなって気付かされました。

投稿: れひ | 2006年9月28日 (木) 01時12分

こんばんは。。
きっとこれからもあること。
人生ってなんていう試練なのかなと
思います。
小さな娘さんにとって。。
ご主人にとっても。

奥様はきっと明るく元気に育って
欲しいと思われたでしょう。。
ご自分のことはあっても。

お二人なら大丈夫です。。
世間というのは、本当に
時に非情ですが。。
他人は気にせずに。。
出来るだけね。
この絆を大切に、、
暮らしてくださいね。

時々はこちらでストレス発散です。。
それがとても大切です。。
お元気でお過ごしください。。

運動会、楽しみですね。

投稿: ケイ | 2006年9月28日 (木) 19時41分

本当に、切ないですね。
でも、ぱぱっちさんのおっしゃる通りですね。
これからもきっと、似たような経験はあるだろうし、いつもぱぱっちさんが近くにいられるとは限らない・・・。
将来的にうまく対処していけるよう、一緒に考えて、教えてあげるのがベストなんでしょうね・・・。

本当にまおたん、いいコですよね~! なんて素直で、まっすぐで、カワイイ4歳なんだろう・・・。近くにいたらギューって抱きしめちゃう!
運動会、晴れますように・・・。まおたんにとって、楽しい運動会になりますように・・・。

投稿: すみ | 2006年9月28日 (木) 22時02分

まおたん、がんばれ!
悲しいとき、切ないとき泣いていいから、がんばれ!

ほんとままっちはずっとまおたんと一緒に居るから。

ほんとにいいお嬢さんですね。人の気持ちのわかる子に育っていくんでしょうね。

乗り越えて、楽しい運動会になるといいね。晴れますように(*^▽^*)

投稿: ウスイ | 2006年9月29日 (金) 11時05分

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