かあさんといっしょ
娘・まおたんは、ここのところ毎日運動会の練習。とっても楽しいらしいのだが、やはりいろいろなことがあるようだ。
今日は、運動会の練習中にいきなり泣いたというのだ。
保育園からの帰り道、本人に理由を聞いて、私もとても複雑な気持ちだった。
それは運動会の日にみんなで歌う、「うたの練習」のとき。
「青いお空が・・」とか、運動会の日を迎えた喜びを歌ったものらしいのだが、歌詞に「かあさん一緒でうれしいな」という一節があるのだという。
まおたん、頑張って歌っていたのだが、どうしてもそこで涙が出ちゃったんだって。
話を聞いている私も泣きそうになった。正直、つらかった。
でも、このようなことは、まおたんの人生の中で、何度も経験することだろう。
今は、周囲を味方ばかりに囲まれ、恵まれているまおたん。しかし、社会はぬるま湯ではない。そこを攻撃する敵も現れるだろう。
そして、味方でも、心無い人は不用意な言葉を発するものだ。
悪気がないのだから、受け入れなければ社会の中で孤立してしまう。
私は、逆の立場でyue少納言だったらどう言うだろうか?と思った。
父親を早くになくしたyue少納言も、同じつらさを感じながら育ったに違いない。
しかし、その気持ちがyue少納言の精神力と、何よりも「人の心の痛みがわかる心」を育てたのだと思っている。もちろん、その心を育んだ家族がいてのことだ。
私は、まおたんにも同じように育ってほしいと心から願っている。
まおたんは、「とうさん一緒でうれしいな」に換えて歌いたいと言う。
その気持ちもとてもよくわかる。
でも、私は、「ままっちは、いつもまおたんのことを見てるんでしょ。だから、いつもまおたんと一緒でしょ。運動会も楽しみにしてると思うよ。『とうさん』にかえちゃったら、ままっち、悲しいよ。」といった。
まおたんは、しばらく考えていたが、いきなりその歌を最初から歌いだした。
そして、その部分に来ると、「かあさんいっしょでうれしいな」・・「ままっち、きっと一緒にゆれゆれ踊っちゃうねえ~」と、にっこり笑ってくれた。
自己満足だとはわかっているが、私はひとつの山を、娘と一緒に乗り越えられたと思った。
それはとても小さな山。だけど、娘の笑顔が何よりもうれしかった。
明日はきっと、もっと元気に歌ってくれると信じている。
そして、いつまでも、心の葛藤を話し合える親子でいたいと思った。
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