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2006年5月18日 (木)

「がん」に奇跡を起こす本

きのう読んだ本は、ホスピス医・森津純子先生の

Book 「がん」に奇跡を起こす本―病気を治す心と身体と生活の処方箋

著者:森津 純子
販売元:ベストセラーズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

という本。(アマゾンに表紙写真がなかった!)
タイトル的に、あやしい?とも思ったが、目次を見たら、それほどあやしそうではなかったので、買ってみた。

自分なりに要約すると、
病気の進行や再発を防ぐためには、自分の発病前のストレスを探り、それを改善し、治ったと思っても発病前と同じような無理をしないで生きていくことが大事
・・・みたいなことが書いてあった。

先生いわく、

頑張り屋ほどストレスをため、がんになりやすいという; ̄ロ ̄)!!

自分は頑張り屋だったか?と考えると、そうだったかもな・・・という気がする。
小さい頃から、「がまん」することで、問題を乗り越えることが多かった。

社会人になったとき。
新卒で勤めた「あるメーカーの東京支社」で、美人だけどチョ~~~~性格の悪いお局に、毎日嫌がらせをされた。
お局は、ほとんど仕事をせずヒマだったので、私のあら捜しをしまくった。
「大卒だからって私より給料高いけど、ぜんぜん使えない」とか、私に聞こえるように、本社の知り合いに電話して話したり。
(客からの電話は一切取らないが、私用電話は好きらしい。
 ・・・・・・・・・・・・・・・使えねーのはオマエだろ~(-゛-メ) !!)

私が、たとえば急須に茶葉をいれっぱなしにしたとかいうことだけで、一日中ツンケンされ、仕事上でも口をきいてもらえなかったり。
私の前任者たちは、みんなイビリに耐えられず、半年で辞めていったそうだ・・・・・。

そんな中、私は、4年間に一日も有給休暇を使わずに、頑張った。
(古い体質の会社で、同じ支社にいたほかの社員も、たいてい有給はつかってなかったのである)

私は、独身だったお局が一番悔しがる辞め方「コトブキ退職♪」をしたかったし、数年の職務経験がないと次の仕事も探しにくいし、仕事自体には、それなりにやりがいを感じていたから、なんとかがまんしていた。

お局は、私の念願のコトブキ退職日、定時の5時半になる15分も前から帰る準備をし、定時のベルが鳴ると同時に無言のままダッシュでオフィスを飛び出していった・・・・・・・。
大人なんだから挨拶くらいしろよ!と思ったが、同時に、スッとした。
(その後、「あなたがやり残した仕事が、私にも回ってきて大変です」という嫌味なハガキまで送ってきた・・・・・・(-_-)。)

今考えたら、そんなことのために、
そんなところで4年間もがまんし続けなくてもよかった・・・
・・・・・・・・・・Σ( ̄ε ̄;|||・・・・・・。

その後の育児中も。
一生懸命作った離乳食を食べないし散らかしまくるし夜中12時くらいまで平気で起きている娘に、へとへとになった。
(新生児~3ヶ月くらいの頃は、朝5時や6時まで私が起きて抱っこしていないと寝てくれないこともよくあった。常に睡眠不足で、目の下に真っ黒いクマができた。)
いつもはがまんしていたが、つい、娘にどなってしまったりすると、自己嫌悪で落ち込んだ。

夫・ぱぱっちは仕事で忙しく、土日も夜も全然いなかった。
だから、私が気晴らしできる時間は、かなり少なかった。

でも、同じような状況で育児をしているひとは、たくさんいる。
ぱぱっちだって大変なのに、文句を言うのは甘えている・・・と思い、ずっとストレスを自分の中に溜め込んでいた。

これも、早くぱぱっちに相談すればよかった。
ぱぱっちは、私が何も言わなかったので、大丈夫なのだと思っていたらしい。

私は、子供のときから人に甘えることの苦手な性格でもあった(-_-;)。

。。。。。

ストレスの原因が、ハードな仕事であった場合、勤務時間を減らしたり、無理をしないようにしたほうがよいのはわかる。

でも、実際にできるのだろうか?

がん治療にはお金がかかるし、もし、治療をしなくてよくなったとしても、発病前と同じ家賃やローンを払い続けるのに、給料を下げられるのはつらい。

育児ストレスを減らしたり、家事を手伝ってもらうために、夫に仕事を減らしてもらうことでも、やはり同じ問題が生じる。

経済的問題が解決しなければ、

のんびり養生もできないのが現実では?

本の中に、

「がん」が新生活をうまく取り持って、トラブルを丸く収めてくれているケースが非常に多い

と書いてある。ウチもまさにそうだ。
私が病気になったことがきっかけで、今は家族の時間が多く持てるようになり、とても幸せだ。

だけど、ぱぱっちだって、ずっと時短勤務形態でいけるわけではない。

時短の給料は、バリバリ残業や土日出勤をしまくっていたときに比べたら、かなり減ってしまっているようだし、もし私が奇跡的に治ったとしても、天国へ旅立つことになったとしても、通常勤務に戻らざるをえないだろう。
今後も、娘・まおたんの保育園の送り迎えをしなければいけないのに・・・・。

悩みは、つきない( ̄Д ̄;)。

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コメント

yue少納言さん、大変な時期があったのですね。その忍耐強さに関心します。となりでまぐろがお局悪いやつだなー!ぶちきれるでーチッチキチーとうなっています。たしかに私も自分の中にため込んでしまうところがあったかも。子育ても大変です。寝られないつらさわかるなー(シミジミ)経済的な事、どこも同じですねー。とにかくひとつひとつやりこなして行きましょう。絶対まおたんのランドセル姿見られますよ!

投稿: さかな | 2006年5月18日 (木) 20時27分

必殺仕事人がいたら頼みたいよねー。ちゃららーちゃちゃちゃちゃーちゃららららー。
北斗の拳でもよいねー。ひでぶー!

まあ、自分の性分は変えられないっすよね。変えようとするとそれもストレス、、、ありゃりゃ、どうすりゃええんかい?宴会かぁ?

投稿: きゃんべる。 | 2006年5月18日 (木) 20時35分

 >さかなさん
あのお局、まだ会社に居座っているのかなー?
会社のエライ人も、彼女はキレるとめっちゃ怖いから腰が引けてて、辞めさせられずにいたんですよ(-_-)。
さかなさんちも、お兄ちゃんもいて、さらに双子ちゃんの育児、大変だったでしょうねぇ。
いつも励ましてくれてありがとう!

 >きゃんべる。さん
いや本当に、あったら頼みたい!!
お局、電話も取らずに業務時間内に小説読んだり、下着の通販カタログを堂々と読んでたんですよー。
自分の性格を変えるのも、たしかにストレスかも??
どーしたらいいのかな~???

投稿: yue少納言 | 2006年5月18日 (木) 22時32分

>自分の発病前のストレスを探り、それを改善し、治ったと思っても発病前と同じような無理をしないで生きていくことが大事

精神的ストレスの発散の為にと運動をすれば体にストレスがかかり、
食事をすれば内蔵にストレスがかかり、
じゃあ寝たきりになれば良いかと言えばそれも心身にストレスがかかる。
人間、生きている限り、ストレスから逃れることはできないのだ(笑
呼吸だって体にとってはストレスなんだから。

で。がんにならない人なんて殆どいないんだよね。
老衰で死んだ人を解剖すれば、ほぼ全ての人にがんが見つかる。

投稿: Pazzo | 2006年5月19日 (金) 11時02分

いつもROM専門で見せていただいていました。

ごめんなさい。辛口ですが・・。
確かに理由はその通りかもしれません。
でも、ここに書いてしまうのはどうかと思います。お局様はともかくとして、ご主人が後から見たり、まおたんが理解できるようになった時、自分の事を攻めてしまう気がします。

私も同じような立場です。お互い子供の成長を楽しみに頑張りましょうね!

投稿: | 2006年5月19日 (金) 11時27分

 >Pazzoさん
そうですよねー。ストレスがまったくない状態ってのも、人間には耐えられないものだそうですし・・・。
完全排除は無理ですね。
でも、今は病気に関すること以外では、かなりストレスの少ない状態でいられます。幸せだと思ってます。

 >名無しさん
この記事は、そういうご意見もでるかもなーと迷いつつも、本を読んだときの正直な思いをみなさんに伝えたかったので、アップしたものでした。

夫には、ここに書いたような私の気持ちについて、記事にする前にしっかり話し、相談しました。そして、決してそれは夫のせいだとは思っていないことも伝えてあります。
夫は、真面目に仕事をがんばっていただけですから、何も悪くありません。
娘にも、「ママの病気は、誰のせいでもないんだよ」ということは、常々話しています。
(もちろん、お局の意地悪も、それが病気の原因だなんて思ってません。)

「自分はストレスを溜め込む性格であった」ということ、そして「病気がきっかけでストレスを感じていた問題が改善された」ということを、具体的に書きたかったのです。

少なくとも、ウチの家族に関しては、この文章を誤解されることはないと信じています。
ご心配かけたみたいで、ごめんなさい。

同じような立場にいらっしゃるということ。
子供には苦労させられますが、それを大幅に上回る「癒し」も得られますよね!
家族と楽しい毎日を、お互い送っていきましょう(^^)/
またお越しくださいね!!

投稿: yue少納言 | 2006年5月19日 (金) 12時10分

癌の発症原因は不明。ストレスだけでなるものでもないし、何が悪いでも、誰が悪いでもない。
与えられた、運命ってことでしょうかねぇ・・・
元気な人とはひと味違った運命を受け入れ、どんな小さなことにも幸せを感じるようになれたと思います。
お局様には絶対味わえない幸せじゃないかな?
悩みはつきないけど、幸せもつきないよ!

投稿: のほほん | 2006年5月20日 (土) 00時54分

 >のほほんさん
うんうん。そうですね、運命かも・・・。
著者の方も、そこを改善すると再発や進行がしにくいみたい、ということを言いたいのであって、「発病の原因=ストレス」だと言っているわけではないですし。

本当に、病気になってから、以前は「普通のこと」だと思っていたことが、とても幸せなことなのだと気づかされたりしています。
人生に限りがあるのは誰でも同じですが、そのことを意識して生活できることは、いいことですよね(^^)

投稿: yue少納言 | 2006年5月20日 (土) 09時53分

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