2007年1月14日 (日)

一年の計は?

はやいもので、新年になってからもう2週間たってしまいました。
更新が滞ってますが、アクセスログを見ると、皆さんに何度も見ていただいているのがわかります。本当にありがたい限りです・・。そしてごめんなさい。

今年も細々とでも、とにかく続けることに意義があると思って、続けて行きたいと思っています。

皆様、今年もよろしくお願いします。

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一年の計は元旦に・・と言うが、この新年、娘・まおたんが突然今年の決意を口にした。

なんでも、
「スリムになって、きれいなお姉さんになる!」
というのだ。

今のまおたんは、お世辞にもスリムなほうではなく、絵に描いたような幼児体型。
ぷにぷにのほっぺたと、ぽっこりおなか、そしてぷよぷよのあんよがチャームポイントだ。

確かに、さわり心地のよさは癖になる魅力(?)なのだが、本人はどうも気に入らないよう。

どうやら、年末に、クラスの男の子に、「ふとっちょ」と言われたのを気にしているらしい。

そこで、
「スリムになるってどうするの?」と聞くと、
「ダイエットするんだよ。」という。

そんな言葉、どこで覚えたんだ?と思いつつ、

「ダイエットってどうするの?」と私。
「おやつ食べないで、お野菜をちゃんと食べるんだ」と。
いやいや、それなら大歓迎だ。スリムはどうでもいいけど、野菜は大事だ。

でも、思考の半分近くを、おやつの獲得だけに使うまおたんには、ずいぶんと高いハードルと思っていた。

そして数時間後。

「ぱぱっち~。おなかすいた。なんか食べたい~」ときた。

やっぱりな。と思いつつ、

「だって、まおたん、ダイエット中でしょ?」というと、

「うーん・・・。まおたん、ダイエットはあしたからにする。」

ヽ(・_・;)ノ ・・・昔どっかでよく聞いたせりふだ・・。

それから10日。

毎日、「あしたから」を繰り返し続けるまおたんなのでした。

でも、お野菜はずいぶんがんばって食べてます。えらいえらい。

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2006年12月20日 (水)

クリスマス発表会

師走はさすがに・・
やっぱり忙しいです。なかなか更新できませんが、元気にやっておりますので・・。

12月に入って、娘・まおたんの保育園で大きなイベントがあった。

それは、クリスマス発表会。
3歳児クラス(今年の4/1に3歳の子のクラス)全員で歌と劇の発表をするという。

ことしは、「赤鼻のトナカイ」など2曲の歌と、「ぼくは王様」シリーズ(懐かしいですね・・。寺村輝夫先生も今年5月ご逝去されました。冥福をお祈りします・・)の宝石箱のお話を劇にしたもの。

そういえば、最近は主役の取り合いなどの「問題」があるので(問題なのは「親」だと思うが)、桃太郎が30人出てきて鬼をボコボコにするとか、とんでもない劇をやる幼稚園もあると聞く。幸いにも、まおたんの保育園ではそういうことはなかった。

まおたんは何の役かと思ったら、「ナレーターさん」だという。なんでも、劇の最初にしゃべるのがまおたんなのだそうだ。よく聞くと、せりふも多いし長い・・。
きっと、普段がおしゃべりなので、指名されたんだろうなと思う。

「まおたんが、しゃべらないと、始まんないんだよ。」

とトクイになっている。さすがに、先生はモチベーションの上げ方がうまいなあ、と素直に感心。

そんなわけで迎えた本番。あいにくの雨模様だったが、保育園の小さなホールは開始前から保護者で超満員。さすがに観客の数にびびるかも・・とちょっと心配になる。

というのも、まおたんは人前に出ると最初「モジモジちゃん」になる癖があるのだ。(ボタキッズでご覧になった方にはよくお分かりでしょう・・。)
で、最近少し自意識が強くなったせいか、その傾向が強まっている。

本人曰く、「恥ずかしくなっちゃう」のだそうだ。

このあたり、小さいころのyue少納言もそうだったらしい。
まあ、後のyue少納言を見ている限り、自分の結婚式でコミックバンドをやるぐらいご立派に成長されたので、まおたんも将来的には何の心配もないと思っている。

とはいえ、この局面で、しかも第一声・・モジモジになったら、ほんとに始まらない。やばいかな・・

という心配はただの杞憂だった。

まおたんは立派に「大役」を務めてくれました!やるときはやるんだよね・・。結局やる気の問題なのか・・と納得。

ちなみに、まおたんは、
「まおたんは、本番には強いんだよ~。」だと。

確かにいままでのリトミックの発表会や、義弟の結婚式のリングガールなど、直前まで「これはやばいぞ・・」という局面を、本番度胸だけで乗り越えてきた実績はある。

要領がいいのか悪いのか、引っ込み思案なのか目立ちたがりなのか、ホントにわからんまおたんだが、こういうことでひとつひとつ自信をつけながらゆっくり育ってくれればいいと思う。

また、最上級生(4月から小学生)の子供たちの劇や合奏は、大人が普通に見ても感心するほど上手。
2年後にはまおたんたちもこれぐらいに成長するのかなあ・・と子供たちの持つ力に素直に脱帽した一日でした。

もちろん、それを指導されている先生方の苦労は並大抵ではないのでしょう。
終わった後は誰よりも安堵感いっぱいの表情をされていました・・。

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2006年11月29日 (水)

一年間

今週は少し感傷的になっております。
このブログを読んでいただいている方にはお察しいただけるかもしれませんが、
話としてはyue少納言が書きはじめたところからちょうど1年が経ちました。

独り言になっちゃいますが、今思うことを取り留めなく書きます・・。
柄にもなく、ちょっと暗くてごめんなさい。

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この3日間、なんとなくどんよりした天気。
本当はどんよりした天気はあまり好きではないのだが、
今日は夕焼けでなくて良かったと思っている。

11月30日。

もう1年が経ったのか・・と。

昨年の明日は、私の今までの人生の中で一番長い日だった。

yue少納言のスキルス胃がんが手術不能と宣告された日。

この日のことは2月26日の本人のブログにも記されているが、
告知を待つまで2人で過ごした時間が止まったように長かったことを
昨日のことのように思い出す。

ある程度覚悟はしていた。しかし、
「手術は不可能です。あとは延命治療しかありません。」という言葉の重さは、
それまで経験したことのない重さだった。

そして、本人には知らされなかったが、「長くても半年」という余命告知は
にわかには信じがたいものだった。
(その後、3ヶ月というさらに衝撃のセカンドオピニオンが来るのだが・・)

正直、そのときに思ったことは「どうしてyue少納言なんだ」という疑問だけだった。
言っちゃなんだが、世の中にはもっと悪いことをしてる奴や、
迷惑な奴が山ほどいるだろうに、何でyue少納言だけがこんな目にあわなきゃならないのか・・と。

そして、それまで家族を省みずに働いてきた自分の生き方や、大事だと思っていた仕事のことなどがとてもちっぽけな、つまらないものに思えた。

言い過ぎかもしれないが、自分の存在理由そのものがまったく変わってしまった。
そんな一日だった。

しかし、その絶望の中から光を見つけた日でもあった。

それは、治る方法があるかも・・というような根拠のない期待ではなく、
残された時間をどう輝かせるかという、自分たちの「未来」に対する、
「生きるテーマ」を見つけたことだった。

そして、その後ブログを通じて、同じ立場の人たちがたくさんいることを知り、
励ましあいながら生きることのすばらしさを知り、
命の大切さ、時間の大切さを確かめ合いながらすごした日々。

今考えると、この日が今の自分たち家族の本当のスタートの日だったと思う。

一年前は現実も、自分の存在も何もかも否定したかった。
しかし、何もかも、まずは受け入れて、肯定することからしか
未来は拓けないということを学んだ一年だった。

あの日、告知を待つ間の止まったような時間。
病院の窓から二人で見た、見事な紅葉と、きれいな夕焼けを
私は一生忘れることはないだろう。

今年は・・・まだちょっと見るのがつらい。
でも、いつかその景色が本当に自分の原風景と呼べる日が来ると思う。

そして、今年の11月30日。

明日も娘・まおたんの笑顔とともに過ごす、
今の時間を大切に、と思う。

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2006年11月18日 (土)

ラブラブラブレター!

ご報告が大変遅くなり、すでに乗り遅れですが・・。
先週の日曜日、きゃんべる。さんのボタキッズ主催のラブラブ・ラブレターイベントに参加してきました!

風が強かったものの、天気にも恵まれ、娘・まおたんとともに、とても楽しい一日を過ごすことが出来ました。

普段こちらにコメントをくださる皆さんにもお会いできてうれしかったです。

イベントの内容はきゃんべる。さんのブログをぜひご覧ください。

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まおたんは、朝から、「今日はフリフリのワンピース着ていく!」などと気合十分だった。

が、着いてみたらいつものとおりモジモジモードに。(最初はいつもそうなのだ)
参加された皆さんにとっては、かなりご想像と違う印象だったのでは?と思う。

まあ、たしかに、会ったことのないから、いきなり

「まおた~ん」とか(なんで名前知ってるの?)、
「美容院行ったの?」(すとーかー?)

とか言われたら、事情をしらなきゃ普通はびっくりするよな・・。

でも、「いつもブログでまおたんの応援してくれてるみんなだよ。」と言うと、
「あ~、まおたんまおたん・・って書いてくれてる人?」と変な納得をしていた。

というのも、私と一緒に画面を見ている時、ひらがな「だけ」読めるまおたんは、
「まおたん」の文字だけを拾い読みしてキャハキャハ喜んでいるのだ。

そういう私も、皆さん初対面のはずなのに、ずっと前からの友達のような気がした。

yue少納言は、写真での参加となったが、皆さんにさんざんほめていただいたので、きっとあっちでニコニコしていたことだろう。

ちなみに、紙すきは私も初体験だった。
スタッフの皆さんの事前準備が完璧だったからだと思うが、思ったより簡単だった。まおたんも調子に乗って2枚も作ってしまった。

その後、まおたんと、Bota1112 「ラブラブラブレター」を書いた。

今回のイベントのもうひとつの目玉、手のひら人工衛星「シーズ」に乗せて宇宙へ飛ばすものだ。

まおたんは、最初から、メッセージを自分で決めていた。
本当は自分ひとりで書きたかったのだが、ちょっと練習が間に合わなかった。
ということで、今回は私と一緒に書いた。
スペースがあったので、ままっちの絵も描いた。
相変わらず、ままっちの絵は横向きらしい・・。

きっと、ままっちのところへ届くと思うよ。

イベント終了後、みなさんとファミレスで楽しいひと時を過ごした。

後でよく考えてみたら、男性は私とさかなさんのところのお兄ちゃんだけだったんですね・・。yue少納言がやきもちやいてたかも・・。(ないない。)

皆さんからは、仲間との「つながり」を大事にする心、
今という時間を大事にする気持ち、
人に対する優しさがひしひしと伝わってきた。

貴重な時間を過ごすことが出来て、本当によかった。
まおたんも「大満足」と言ってました。
(そのあと「わたがし」食べながらだったけど。)

私はこのような時間を持つことで、まおたんも命を大切にする気持ちや、人を思いやる気持ちをしっかりとはぐくんでくれることと思っている。

次はぜひ、ボタキッズのイベントにもまおたんとともに参加したい。

きゃんべる。さん、スタッフの皆さん、そしてお会いできた皆さん、今回はお会いできなかった皆さん、本当にありがとうございました。

そして、

「いつもありがとう。」

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2006年11月 8日 (水)

まおたん美容院デビュー

最近は急に寒くなりましたね。まおたんと私も交代で風邪をひいておりました。おかげさまでこちらはもう大丈夫・・なのですが、

実は昨日、私が足の小指を骨折(といってもヒビですが)してしまい、ちょっとへこんでおります。とはいえ、大事ではないのでご心配なく・・。(ボタキッズもいきますよ~。)

まおたんは、抱っこしてもらえないのでちょっと不満そうです・・。(最近抱っこ癖がついてしまいました・・。)

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ここのところ週末が外出続きだったが、この三連休は、特に遠出もせず、ゆっくりとすごすことができた。

その真ん中の土曜日。まおたんが「美容院デビュー」をした。

まおたんは、基本的にはおしゃれなほうだと思う。センスのよしあしは別として、とにかく「こだわり」は曲げない。こういうところは、やはり女の子だなあ・・と思うことが多い。

しかし、なぜか今まで髪の毛を切るのは大嫌い・・だった。

前髪が伸びても、切るのはもう一苦労。

まず説得。ひたすら説得。で、やっとその気になっても、今度は途中で「もういい~」などと言い出す始末。結局、横一直線に切って終わり・・という状況で、髪を切った後はこけしのような頭になっていた。後ろはもう伸ばし放題・・。

しかし、4歳ともなると、保育園のお友達もみんなかわいくしているので、さすがに毎回「こけし」というわけにもいかない。

そこで、

「ねえ、まおたん、ままっちの行ってた『美容院』にいって、ラブベリみたいにかわいくなっちゃわない?」

と誘惑してみた。

最初は、「ままっちの病院へ入院するの?」とか、とんちんかんなコトを言っていたまおたんだが、いろいろ説得を試みるうちに、だんだんノリノリに。

そんなわけで、その「ままっちの行っていた美容院」へ行ってみた、のだが・・

なんと9月末でつぶれていた。(ここに顔文字が入る・・皆さんご想像ください)

「無料託児サービスつき」でがんばっていたのだが、隣がリサイクル事務機屋で、下が看板屋という最悪の立地。店の前にラーメン屋の看板サンプルと、隣にはつぶれた事務所のロッカーとかが立てかけてある・・という条件ではさすがにきつかったか・・。

仕方がないので、ほかの美容室をあたってみることに。

ちょうど、七五三ののぼりを立てている美容院を見つけ、ここなら大丈夫だろうと恐る恐る入ってみる。(何せ、この齢になるまで、「美容院」というところは行ったことがない・・)

迎えてくれたのは、かなりきれいな美容師のお姉さん。そして、まおたんをまるでお姫様のように鏡の前へ誘導する。

そのちょっと「大人の扱い」にまおたんはすでにノリノリ。切られている間も、おすまし顔でずっと鏡に見入っている。

さすがにプロのお仕事はすばらしく、まおたん史上最高の仕上がりになった(と思う。)

「まおたん、ここ気に入ったよ。もう、ここしか来ないからね。」と言い残し、大満足で帰ってきたのだった。

そんなわけで、次の日曜日はいよいよボタキッズのイベントですね。まおたんも、いらっしゃるみなさんとお会いできるのを楽しみにしてます。

ひとことヘアスタイルをほめてやってくださいませ・・。きっとノリノリになることと思います。

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2006年10月25日 (水)

保育園の面談

今日は、保育園で保護者面談があった。

まおたんは、私が聞かなくても、その日あったことを喋りまくるので、だいたいのことはわかっているつもりだ。

とはいえ、保育士のプロの目からの気づきを聞ける貴重な機会だし、何より普段お世話になっているお礼も言いたい。大のニガテだった野菜を含めて、ご飯をちゃんと食べるようになったことはひとえに保育園のおかげだ。

そんなわけで、午後、会社を抜け出して保育園へ行った。

先生もかなり気にかけて下さっていることがわかり、まず感謝。

そして、最近、先生にも少し気になるところがあるとおっしゃる。
本当は出来ることをわざとやらないことがあるという。

理由は、「かまってほしいから」だと思う。

まおたんは、担任のえりか先生が大好きだ。家で先生のことを「だいすきえりか先生」とよぶ。

以前、お昼を食べるのが遅かったときは、先生が横についていてくれた。しかし、早く食べられるようになったら、それがなくなってしまった。
そこで、わざと最後に時間をかけたりするのだろう。

最近になってそういう行動が出てきたということで、「甘えたい欲求」が満たされないことによる欲求不満から、落ち着きのなさが出ているかもということだった。

そういえば、家でもあからさまに甘えようとすることが多くなってきた。
私も、それを許すべきか、はねつけるべきかを少し悩んでいた。

先生の見解は、一度すべて受け止めては・・ということだった。

保育園ではかなり厳格に集団生活のルールを守らせているという。
両親のいる家庭の子供でも、この時期は家でその分、つまり昼間我慢していることの反動としての甘えが出てくることが多いという。

娘・まおたんの場合はそれ以上に甘えたい気持ちが出て当然だと。

まおたんは「パパと遊んで楽しかった事」は先生にもうれしそうに話しているそうだ。
「お父さんに思いっきり甘えられるのは、今だけですから・・」と。確かにそう思う。

当然、生活のけじめはしっかりつけていかなければいけない。

でも、今の段階では集団生活を行うためというところで線を引き、まおたんが「甘えたい」と思うところは受け止めていてもよいのかな・・と思った。

いつまでも甘えさせていてはいけないのだが、現実は、「いつまでも甘えてはくれない」というところなのだろう。

とりあえず、一度少しまおたんの甘えを受け止めてみて、保育園での行動で、欲求不満による落ち着きのなさが出なくなるか、様子を見てみたいと思う。

いずれにしても、本当に保育園には足を向けて眠れない。

といいながら、方位の関係上、ずっと寝るときの足は保育園のほうに向いているのでした・・。

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2006年10月21日 (土)

近況・・

久々の更新になってしまいました。ちょっと反省。

気がついたらyue少納言が旅立ってから100日。あっという間だった。

いつの間にか仕事も元のペースに戻ってきて、落ち着いてブログを書く時間を確保するのが難しくなっている。

でも、やり方を変えればいいんだな・・と考え方を変えて、少し工夫をしてみようと思った。

パソコンの前に座って画面を立ち上げて・・と考えると厳しいのだが、携帯で通勤中などにこまめに書くとか、いろいろ方法はある。

生活のほうも、少しずつ工夫をして、言い方は悪いが「うまく手を抜く」ことを考えていきたいと思う。

自分の性分なのだが、昔から全部に全力投球しようとする癖がある。
で、その結果、自分でハードルを高くしてしまって、つらくなることが多い。

実は、このブログを見てくれている友達から、メールでそんな励ましと、アドバイスをもらった。

ここのところ更新がとまってたので心配してくれたようだ。

メールにも書きましたが、大丈夫。悩んでたりするわけではないです。
本当にありがとう。うれしかったです。

さて、そういえば書いてなかったまおたんの運動会。(2週間も前のネタでごめんなさい。)

もう朝から晴天というよりは炎天下というぐらいの好天に恵まれた。

まおたんは、「てるてる坊主とままっちがお空で雲を追い払っちゃったね」と大喜び。

「ままっち棚」に何度も何度もお礼を言っていた。yue少納言もうれしかったことだろう。

まおたんも、全力投球癖があるようで、開会式からハリキリまくり。
とても得意そうな笑顔で行進する姿がとてもまぶしく見えた。

ちなみに徒競走は残念ながら2番。

練習の時は1番だった(本人談)のでちょっと不本意そう。
で、納得いかなそうだったので、後でビデオを見ながら、二人で敗因分析(?)をした。

紙にトラックの絵を書いて、1番のめぐみちゃんとまおたんの走ったコースを書く。

それから、紐を持ってきて、それぞれの長さを測る。
「こんなにたくさん走っちゃったんだ・・」
外周のほうが長いことをどうやら体で理解したみたい。

そう、まおたんは思いっきり外に膨らんで走っていたのだ。

「何でやる前に教えてくれないんだよ~」というので、
「だって、ぱぱっちはまっすぐ走ると思ってたんだよ~。」というと、
「勝手に思わずにちゃんと確かめてよ~。」だと。
思わず、昔上司によく言われたなあ・・と思った。

というわけで、「来年はぜったい内側走る。」とすでにやる気満々なまおたん。
「みんなにも、内側のほうが速いんだよって、教えてあげたの・・」と、得意になってしゃべったらしい。

相変わらず、戦略性には乏しいみたい。

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2006年10月 7日 (土)

あした天気になあれ

すでに土曜日になりましたので、高らかに。

「あした天気にな~あれ!」

もちろん、明日8日は娘・まおたんの待ちに待った運動会。

あれほどはりきっている姿を見ると、本当にこの雨雲が恨めしい・・。

おとといから、まおたんは
「てるてる坊主、上向きにつるそうね!」と、てるてる坊主にすべてを託している。

ちなみに、このてるてる坊主、6月にyue少納言と3人で最後の旅行に行った、富良野のホテルにおいてあったものだ。

いわゆる「思い出の品」として残しておいたのだが、思わぬところで活躍の機会に恵まれそう。

ちなみに、まおたんが「上向き」というのには理由がある。

恥ずかしながら、今まで我が家では、てるてる坊主は「さかさま」にしかつるしたことがないからだ。

運動神経に自信のなかったyue少納言にとって、運動会は一年でいちばん憂鬱な日だったという。

そのため、子供のころは、「てるてる坊主を逆さにつるす」が運動会前日のセレモニーだったのだと。

そういえば、こんなことがあった。

何の日だったか忘れたが、一度、家族がうちに集まる機会があった。その日もし晴れたら、私の父は自治会の行事のために参加できないという。

じいじが大好きなまおたんは、「雨が降らないかなあ・・」と何度も言う。
そこで、「じゃあこうすれば。」といってyue少納言がてるてる坊主を作って逆さにつるしたのだ。

結果、見事に雨がふり、めでたく全員がそろうことに。

そんなわけで、まおたんは、てるてる坊主は「逆さにつるすと雨が降る人形」と思っていた。

今回も、最初に私が、「てるてる坊主作ろうか?」といったら、
「え~。雨が降っちゃうよ~。」というので、
「大丈夫だよ。逆さにつるさなければ晴れるから。」と説明して初めて理解したのだった。

てるてる坊主さん、ごめんなさい。そして、今度こそ本来の力を発揮してください!

全国の、明日運動会の皆さん!一緒にてるてる坊主をつるしましょう!

あしたてんきにな~れ!!

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2006年10月 2日 (月)

前回のコメントについて

前回の記事に、たくさんのコメントをいただき、本当にありがとうございました。

一つ一つお返事すべきところ、ちょっと申し訳ないのですが、
いただいたコメントを読んで、あらためて考えさせられたことがありましたので、今回の記事としてまとめてお返事とさせていただきたいと思います。

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娘・まおたんは、その後、元気に運動会の練習に励んでいる。

まだyue少納言が旅立ってから80日ぐらいだが、
それだけの間でも、ずいぶん成長しているのを感じる。

まおたんなりに頑張っていることは、親として最大限にほめてあげたい。

今回の皆さんのコメントを読んで、yue少納言が、生前、まおたんについてこんなことを言っていたのを思い出した。

「まおたんをかわいそうな子にはしたくない。」と。

まおたんが母親がいないという理由で、「かわいそう」といわれるのはいやだし、それで「自分がかわいそう」と思うのだけはなんとしても避けたいと。

yue少納言は、勝手な同情は、優越感の裏側でしかないと言った。

私もそう思う。何に幸せを感じるかは人それぞれ違うのだから。

マスコミ、とくにテレビ局は「母のいない子はかわいそう」にしたいようだ。
病気も同じで、治らない病気にかかった人は、みんなかわいそうな人にされてしまう。

まおたんには、そんな作られた価値観に惑わされてほしくない。

でも、テレビなどの情報を遮断しても無駄だろう。

まおたんには、自分にとってどうあることが幸せなのかを、自分で考えて生きる力を身につけてほしい。情報も自分で取捨選択ができるようになってほしいのだ。

そのために、親が先回りして小石を取り除くようなことはしないつもりだ。
まおたんの前を歩くのではなく、まおたんと並んで歩きたいと思う。

躓いてから考えるもよし、大きな石があったときは、一緒に考えるのもよし。

いずれにしても、すべては、私とまおたんの信頼関係が前提になる。
そのために、まず、私が娘を信じていなければ・・と思うのだ。

そして、その周りにまおたんが信じられる人がたくさんいれば、
きっと、まおたんは幸せを感じながら生きていけると思う。

とりあえず今は、とてもよい環境。まずはこの状況に感謝したい。

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このブログにまおたんのことを書いて、皆さんからいただけるコメントは、
私が娘のことを信じていく大きな力になっています。

まおたんファン(?)の皆様、いつも本当にありがとうございます。

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2006年9月25日 (月)

かあさんといっしょ

娘・まおたんは、ここのところ毎日運動会の練習。とっても楽しいらしいのだが、やはりいろいろなことがあるようだ。

今日は、運動会の練習中にいきなり泣いたというのだ。

保育園からの帰り道、本人に理由を聞いて、私もとても複雑な気持ちだった。

それは運動会の日にみんなで歌う、「うたの練習」のとき。

「青いお空が・・」とか、運動会の日を迎えた喜びを歌ったものらしいのだが、歌詞に「かあさん一緒でうれしいな」という一節があるのだという。

まおたん、頑張って歌っていたのだが、どうしてもそこで涙が出ちゃったんだって。

話を聞いている私も泣きそうになった。正直、つらかった。

でも、このようなことは、まおたんの人生の中で、何度も経験することだろう。

今は、周囲を味方ばかりに囲まれ、恵まれているまおたん。しかし、社会はぬるま湯ではない。そこを攻撃する敵も現れるだろう。

そして、味方でも、心無い人は不用意な言葉を発するものだ。
悪気がないのだから、受け入れなければ社会の中で孤立してしまう。

私は、逆の立場でyue少納言だったらどう言うだろうか?と思った。

父親を早くになくしたyue少納言も、同じつらさを感じながら育ったに違いない。

しかし、その気持ちがyue少納言の精神力と、何よりも「人の心の痛みがわかる心」を育てたのだと思っている。もちろん、その心を育んだ家族がいてのことだ。

私は、まおたんにも同じように育ってほしいと心から願っている。

まおたんは、「とうさん一緒でうれしいな」に換えて歌いたいと言う。
その気持ちもとてもよくわかる。

でも、私は、「ままっちは、いつもまおたんのことを見てるんでしょ。だから、いつもまおたんと一緒でしょ。運動会も楽しみにしてると思うよ。『とうさん』にかえちゃったら、ままっち、悲しいよ。」といった。

まおたんは、しばらく考えていたが、いきなりその歌を最初から歌いだした。

そして、その部分に来ると、「かあさんいっしょでうれしいな」・・「ままっち、きっと一緒にゆれゆれ踊っちゃうねえ~」と、にっこり笑ってくれた。

自己満足だとはわかっているが、私はひとつの山を、娘と一緒に乗り越えられたと思った。

それはとても小さな山。だけど、娘の笑顔が何よりもうれしかった。

明日はきっと、もっと元気に歌ってくれると信じている。

そして、いつまでも、心の葛藤を話し合える親子でいたいと思った。

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